【ゴルフ】ここは右の山の中腹を狙ってください・・・この言葉の真の意図を考え抜いていますか?

フルポテゴルフの國枝です。

18歳からゴルフを始めて、キャディ歴は約8年

(26歳の時に日本プロゴルフ協会PGAティーチングプロの実技試験合格)

 

それ以前に、

22歳(ゴルフ歴4年)からはオフラインでのレッスン活動、

2017年からはオンライン講座を中心に活動しています。

 

(➡️会員様のお声、ベストスコア達成レポートなどはこちらです)

 

 

今回は、読むだけスコアが2〜4打減る可能性のある内容となります。

想定するレベルはスコアが80ー100くらいの方で、

飛距離はそこそこ出るけれど、

方向性が「打ってみないとわからない」という方に向けての記事です。

 

 

 

【注意】ちょっと本気で書くので、多分、お気分を害される方もいると思います。

上記に該当していて、ゴルフの上達に真剣な方だけお読みください。

 

 

 

 

この話は、特にキャディさんや

人間観察が好きな人ならば

よくわかっていただけると思うのですが、

 

 

あまり曲がらないプレーヤーほど、狙い方やブレに対する気持ちの受け止め方が

「謙虚」だったり、「無理のない攻め方や狙いつけ」をしているのに対し、

 

方向性に、自信がないと言っている人ほど、

「狙い方が曖昧だったり、無謀なことにそもそも気がつかない」

(=だからOBが減らないわけで・・・)

 

ことが多いです。

 

 

文字だとわかりにくいと思うので、

すごく簡単なイラストで説明します。

 

 

説明するために描いたイラストなので、

絵があまりうまくないからイメージできませんとか言わずに

 

頭をしっかり使ってイメージしながら

話についてきてください(笑)

 

この話の意味がわかると2〜4打は確実に減ります。

なぜなら、

・単純に意味のないOBの数が減ります。

・急斜面に止まる回数が減るからです。

 

 

よーく胸に手を当てて心の底から反省して欲しいのですが、

・OBが多かったり、

・やたら変なライから打つことが多い

 

 

と自覚している、あなた!

 

 

「まっすぐ打つ方法」「曲りを一定にする方法」ばかり

いつも頭にないでしょうか?

 

 

ずばり答えを言うと、

 

「狙いのつけ方」と「コースレイアウトのイメージ」

ちょっと残念すぎるんです・・・

 

 

だから、今回の記事を「自分のプレーをイメージしながら」

しっかりと読んでください。

 

 

 

もう一度、先ほどの例を挙げて順番に解説します。

 

ドッグレッグの350ヤードから400ヤードほどの

パー4をイメージしてください。

 

(※右下の図は、ティーグラウンドから見た感じだと思ってください)

 

 

ティーイングエリアから見て、右側に山が続いていて、

ティーからグリーンを直接見通すことができません。

 

そんな右ドッグレッグです。

さらに簡単に線だけで表します。

(右の山の上には木があってOBゾーンのよくあるケースです)

 

 

そこで、飛距離に自信があるあなたは、キャディさんから、

「右の山の中腹」を狙ってくださいと言われます。

 

 

きっと頭の中で「中腹」と言う言葉に反応して、

どんなことをするか??

 

さらに簡素化した図にします。

 

おそらく特に何も考えずに

青色の星印のあたりを「何となく」狙うはずです・・・

 

 

 

 

実は・・・

 

ここが地獄の第一歩です。

 

なぜ、キャディさんが、

ここで「中腹を狙え」というのか、あなたは

相手の立場に立って考えたことがありますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、フェアウェイ方向まっすぐに打った時に、

 

プレーヤーが左へ引っ掛けて、

 

「こんな風に右に曲がってるんだったら、最初から右の山狙いと言ってくれよ」

 

と後から愚痴られたり、怒られたりするのが嫌だからです。

 

(コースレイアウト表を自分で確認せず、

自分の正確な距離を知ろうとせずに打つ、

プレーヤーの側に責任があると思うのですが・・・

嘘みたいな話ではなく、こういう人間性のプレーヤーは普通にいます)

 

 

だったら、初めから、多少スライスしたとしても、右の山の中腹を狙っておくほうが、

 

「ショートカットを【勇気出して狙ったけど】ちょっと右に曲がっちゃったよね」

 

というポジティブ風な言い訳、

 

ゴホン、ゴホン・・・

 

励ましができたり、

 

あるいは、たまたま奇跡的なナイスショットが出た時に、

右の山の中腹を超えて、フェアウェイに飛び、

鼻息荒く、

 

外見クールに装いつつも、

「どうだ見たか、俺は良い球打ったぞ!」と悦に入ることも

時々あるからです。

 

(キャディさんはそういうのわかりますから・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごめんなさい、言いすぎました。

 

特定の誰かをディスっているわけではなく、

私は「どこが本当の分岐点なのか」を伝えたいのです。

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もちろん、気心のしれたキャディさんだったり、

正確な飛距離の情報を持っていて、

ゴルファー側に理解できるだけのキャパシティがあると感じる時は、

 

 

下記のような具体的な情報をプレーヤーにアドバイスします。

(↑私がプレーヤー時に初めてのコースを回る時にキャディさんに聞く質問です)

 

 

【あるレベル以上のプレーヤーが求める情報】とは?

 

①右の山の中腹のライン(青星)に飛んだ時は、キャリーで何ヤード飛ぶとフェアウェイに出るのか?

 

②右の山すそのライン(赤い星)にまっすぐ飛んだとしたら、突き抜けるのか?

それとも突き抜けないのか?

 

③ドッグレッグを無視して、フェアウェイにまっすぐ狙った場合、突き抜けるのか?

左はセーフなのか?OBなのか?

 

 

もちろん、今は、自分で距離測定器も持っていますし、

GPSナビがカートについていることもあるので、

①〜③を全部質問する面倒くさいプレーヤーになるつもりはなく、

見ればわかるのでわざわざ聞かない・・・ということの方が実際には多かったりもします。

 

 

おそらく、右サイドが全く見えない時に

「②の山すそ(下図の赤い星)にまっすぐ〇〇ヤード飛んだ場合、

セカンドショットはグリーンを狙えるのか?」

 

という質問だけをすることが多いです。

 

 

 

つまり、キャディさんが山の中腹を狙ってくださいと言われた時に、

 

頭の中で、キャディさんの心理状態や

自分の腕前をどう判断されているか?を汲み取って、

そこからもう一段

 

「狙いのつけ方を深掘りする冷静さ」が70台や

アンダーパーを狙うなら必要な思考になってきます。

 

 

そして、一番堅実な方法は、

ドッグレッグのせいぜい「謙虚に」山すそあたりの

図でいうところの「赤い星印に」そこそこほどほどな球を打つ、

 

そして、打ったショットの

当たりが良かろうが悪かろうが、

 

「今のはあたりがイマイチなんだよね」とか

誰も聞いてないことを自分から周りに

わざわざ話に行かない人が

 

 

 

 

フェアウェイキープ率が高い人です。

(独断と偏見に聞こえるかも知れませんが、上手い人の狙い方をよく観察してみてください)

 

 

曲がらないように打つのではなくて、

「場に関わる人の全ての人の心理状態」や

自分の精神状態を掌握して、

 

 

ボールを打つ人は、必ず新しいレベルに行くことができます。

 

 

時々、ブログ本気で書くときがあるので、

 

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チェックしておくことを強くお勧めします。

 

最後に

ゴルフ上達は「心理学」です。

自分に対する心のありようがその日のスコアや

成長するゴルファーになるかを決めます。

 

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