冬ゴルフの楽しみ方 

YouTubeチャンネル【フルポテゴルフ】をご視聴いただき

ありがとうございます。

今回は、2023年の最強寒波到来の時期に合わせて、

冬ゴルフの楽しみ方についてお伝えします。

大学時代からゴルフを始めたのですが、雪や凍ったグリーンというものがゴルフでは大敵でした。

なぜなら学生ゴルフ部の朝は早く夏場は夜中の3時頃に集合し、

日の出とともにスタートする。。。そんな生活を送っておりました。

 

もちろん時間こそ多少違えど、冬場も朝早いスタートですので、

カッチン、コッチンのグリーン(ホワイト?)を楽しんできました。

だから、冬場のキツイコンディションには慣れています。

 

 

今回は、実際のプレーだけでなく、事前の準備や

春から秋までのトップシーズンへ向けた準備にもなるような

ラウンド術についてお伝えしていきます。

 

ラウンドに臨む気持ち編

 

結論から先にいうと、

“ほどよく諦める”ことと“ベストスコアを狙うことだけを

目的にしない”ことが大切です。

 

これは冬場にコースレッスンをする際に、シングルレベルの人に対しても

お伝えしていることですが、

 

冬場にはコントロールが効かないことが増えるからです

例えば、グリーンには凍結防止用のシートがかかっている事がありますが、

グリーンの全面にかかっているかというと、そういうわけでもなかったりします。

 

なので、自分の前に打ったAさんが、グリーンに直接乗せた時にあまり弾まなかったとしても、

自分が打った時には、ほんの少ししかズレていないグリーン上に落ちたにも関わらず、

大きくバウンドしてグリーンオーバーすることもあります。

 

なぜだ?と思っていってみると、シートがかかっている場所とそうでない場所があったりするからで、

これはショットを打つ前に見えなかったりします。

(後は、カップまわりしかシートがないこともあるので、

そうなるとピンを直接狙わず、手間から攻めるという原則に矛盾するので、

ぴったり止まるのはむしろミスショットかもしれないですね)

 

 

というわけで、良いショットを打てたとしても、

結果が読めないことが春〜秋に比べて圧倒的に増えるので、

 

“期待値を下げる”メンタル的な訓練として活用すると良いと思います。

 

なぜ期待値を下げると良いかは、上達するにつれて理解できるようになります。

 

 

事前練習でやっておくと良い事

これは、朝のスタート前の時間という意味ではなくて、

普段練習する習慣のある人に向けてお話しします。

 

・実際にコースで着用するダウンジャケットやセーターなどを来て、

練習しておくと良いです。

 

これをしておくと良い理由は、冬場のゴルフウェアは

夏に比べると厚着になるため、

アドレスした時の、両手と体の間隔(グリップの部分)の距離が変わりやすくなるからです。

 

後は、厚着をした時に有効なのは、ハーフスイングです。

コントロールされたハーフスイングを覚えると、

フルスイングに比べると高さも距離もスピン量も出せませんが、

肩口が引っかかるような厚着をしていても大きく曲がりにくくなります。

(ただし、体幹を使ったハーフスイングを普段から覚えないとダメですけどね)

 

ボールを高く上げて止めなくても、どうせ凍っているわけですから、

冬ゴルフには十分なわけです。

 

 

それ以外の準備

 

・これは研修生の時に寒い冬の練習場で練習していて切実だったのですが、

普段からハンドクリームや保湿などに気をつけて、

爪の間や指にヒビ割れができないようにしています。

 

ほんの小さなヒビ割れでも、痛みを感じた瞬間に

反射的にちょっと力んでしまうので、球が曲がります。

 

最近は冬のラウンドレッスン中に、生徒さんの写真を撮る事が多いのですが、

なるべく素手を露出しないように気をつけています。

(ちなみに私は、春から秋までは練習中でも手袋を一切しないのですが、

冬のある気温以下になったら、絶対に両手グローブすることを心がけています)

 

小さなことですが、手先が冷えると、アプローチやパッティングの感覚も

おかしくなりやすいので、

自分なりのやり方を模索してください。

 

冬ゴルフで培ったメンタリティが

春以降のタフなプレーヤーになるための準備になります。

 

 

 

フルポテゴルフを始めたきっかけは、私の過去の体験にあります。

18歳からゴルフを始めたため

周りの小学生時代から始めている選手にどうしたら追いつけるかを

徹底的に考えた結果、

少ない時間で上達するために心理学に注目していました。

 

初めてのラウンドのスコアが141のところから、

学生時代の4年間の間で独学でアンダーパーを出せるようになり、

その後、日本プロゴルフ協会(PGA)にも入会する事が出来ました。

 

現在コーチング歴も約18年ほどです。

他にもゴルフ小説やオンライン講座などを開講しています。

今日のお話しがお役に立った方は、【公式サイト】もぜひご覧ください。