継続するコツは、◯◯することである。
(連続更新20日目…過去のブログは2005年から)
こんにちは、國枝です。
今日は同い年のコンサルタントの方と
二人でミーティングしていました。
同い年の方ですが・・・すでに全国的にも有名な方で、
先日も花巻東高校(大谷翔平選手の母校ですね)で
講演されていたり、
素晴らしい影響力を発揮されています。
(ここまで、書けば私のことを
よく知っている方なら誰かわかると思います^ ^)
私も「話し方、伝え方」等、
たくさんの学びを頂いております。
今日はそのコンサルタントの方と
「継続していくポイント」について話をしました。
今日のタイトルの◯◯の結論から先に書くと
「継続するための一番のコツは「継続」することである」
です。
本題に入る前に、最近の私は
「素晴らしい話を聞いて感動する、涙する」
ことはもちろんありますが、
「モチベーションを高めてもらう」という理由で話を聞くということが
最近、正直ほとんどないので・・・
(行動にモチベーションは不要だと感じている。むしろ行動しているとモチベーションが自然と湧いていくるというのが心理学的にも正しい)
それで、そのコンサルタントの方に私も
「◯◯さんも、別に何かモチベーションを人からもらうとか、
元気をもらいたいと考えることってほぼゼロですよね?」
と
「コーチとしてはやってはいけない決めつけ」
でのざっくばらんに聞いてみたら(笑)
(必殺のインテンショナル決めつけトーク!
・・・これを続けると間違いなく嫌われますよ^ ^)
「いや〜、そんなことないですよ〜」と
上手にかわされました(笑)
スルッと。
ただ、毎週、トップセールスを目指す方に対しての講座も
行なっているくらいなので、
すごいお仕事大好きだし、
多くの方に影響を与えている方です。
そういう点をとても尊敬しています。
こういう誠実でありながらも、
ニュートラルな感じの人なので、
すごく私も勉強になります。
たまに、
「國枝さんは【衝動性強いタイプ※】ですよね。
「イベント終わるとさっさと帰りますよね」
と言われたりします。
関係性ができていないと
なかなか言えない言葉ですね^ ^
マニアックとか、変態だとか、
「興味ないことには興味全然ないですよね」とか
こういうことをはっきり言ってくださる人の方が
私は信用・信頼できます。
(※衝動性が抑えられない・・・やろうと思ったことを今やらないと気が済まない。夜中に素振りし始めたり、資料作ったり、突然走り出しにいく人)
それで、効果的な継続に関して、
少し意見を聞かせていただいたのですが、
いや〜なかなか痺れました・・・
成果が上がる人と、そうでない人の差は、
「まず、日々やるべきだと思っている内容」が
決定的に違う・・・そ、そ、その通りです。
本当にその通りです。
「確かにそうだな〜」と思いつつ、
自己評価(自分で行動を変えていこうと思う気持ち)
が起こりました。
ここからは、そのコンサルタントの方ではなく、
私、國枝の個人的な意見です。
リラックスしながら、適当に聞いてください。
自分に自信がなかったり、継続することで
「自信を形成する」ということはとても良いと思うのです。
【自信をつけるために継続する】ことは自体は間違いではありません。
それで、ここからが重要なのですが、
「継続しても成果が出ない」場合があると思うのです。
今日はここを深掘りしていきます。
それは、なぜかというと、私の考えだと、
行動の中に
「卓越(熟達、マスター)するという視点が弱いか、ない!」
継続していれば「上達する」のですが、
「上達するために」できるまでやる!と決めて取り組む人では、
雲泥の差が生まれる。
「(目的と関係のないところで)他者の目を気にする」
(重要だと思うことでも、部外者の意見によってすぐにブレる)
「自分の限界を自分で決める癖がある」
(期待を皮肉と捉えたり、重圧だと感じる。
人から「あなたはできる」と言われば言われるほどに、勝手に内にこもる・・・
私のことなんて、「何も知らない癖に」と思ったり、キレられたりする)
望む成果が出ない
「他の人からわかるけど、自分では気がつきにくい4つの理由」
(1)量が圧倒的に足りない。
(例:甲子園目指して、素振りを真剣に5回やる・・・いや、もっとやろうよ。なんなら、全体練習以外の時間も一人で特訓しようよ)
(2)質が満足でない(平たくいうと、他人から「大したことないと軽く」扱われるレベルである)
(3)うまくいっている人の解釈ではなく、自分勝手な解釈をしている(間違った方法での継続)
(4)継続している自分に酔っている、または他者からの承認を
継続する理由にしていることに気がついていない。
では、上記の場合に、
どうすれば良いか?順番に解説します。
【(1)量が圧倒的に足りない。】
【ヒント】まず、そもそも自分が嫌いなものに取り組んでいないか?を考える。
そして、記録をとる。
ゲーム性を持たせる。
毎回、「1.01倍、前回よりも増やしてみる(回数や情熱を)」
・頭で考えすぎて、失敗を恐れている。
【(2)質が満足でない(平たくいうと、他人から「大したことないと軽く」扱われるレベルである)】
【ヒント】その道の専門家、尊敬する理想の人に、
「自分の目指していることに対して、今の取り組み姿勢やクオリティが十分か?」尋ねる。
(補足)・・・その際、率直な返事
(もしも全然足りてないと言われたとしても)
そいういうことに対しても「不貞腐れない素直さ」が必要かもしれない。
質を決定づけるのは「意識し続けていることの内容」です。
【(3)うまくいっている人の解釈ではなく、自分勝手な解釈をしている(間違った方法での継続)】
【ヒント】まず、覚えておいて欲しいのは、
「ほとんど人が自己流が大好き」
「慣れ親しんだ自分のやり方を変える」ことに
対して、「苦痛」「面倒臭さ」を感じるものである。
だから、学ぶというのは、
「やる気の有無」ではなくて、
「本当に現状のままで良いのか」自分でよく考えて、
「完コピ(完全コピー)」するくらいの気持ちがあると良いかもしれない。
そして、情報に溢れた現代では、
本当の意味で独創性が必要なことは、実はほとんどない
(世界で考えたときに、自分と同じことを自分以上の熱量でやっている人間はいくらでもいるという
「ある意味冷めた」視点も時々重要だと思っています)
【(4)継続している自分に酔っている、または他者からの承認を継続する理由にしていることに気がついていない。】
【ヒント】
めちゃくちゃきついこと書いているように感じた方すみません。
これ、何を隠そう、かつての私です(笑)
私のFacebookみてもらうと、「筋トレ」とか「ゴルフスイング」の動画をよく載せています。
これ、誰かにすごい!
とか言ってもらいたいからやっているわけでなくて、
むしろ、出したくないくらいのことなんです・・・
今、FB上で私とつながりのある方は、
「一人一人」何かしらの思いや目標がある方だからです。
そういう人に私なりに「応援している気持ち」伝えるのは、
このブログの文字そのものではなくて、
私の日々の実践している姿勢以外にないと思うからです。
「熟達する」ということは、
その過程で、自分がいかに足りていないかに
気がつくことだと思います。
つまり、あまり行動しない人はどんどん行動しなくなり、
もう十分行動している人ほど、
「どんどん行動していくわけです」
実は継続することはすごく簡単です。
おかしな日本語ですが、
「継続する」ための一番のコツは「継続する」ことです。
なぜかというと
「継続することは、より継続させるための
もっとも強い動機になる」
からです。
なので、どんどん意思や努力が不要になってきます。
だからこそ、「継続できるかどうか」で悩むのをやめて、
最初にうまくいく可能性が高い方法を研究したり、
自分の望んでいる未来と向き合ってみてください。
(雲の上にかかるハシゴ・・・登ってから、「自分が登りたかったのはアッチだったと・・・」
後から、気づくのはとても悲しい・・・)
もし、それが達成されたら、
「適度な暇つぶし」
「楽しい」
「涙が出るほど嬉しい」
「自分自身の存在証明として残したい」
どのレベルを本当に望んでいるかを
そして、今、継続していることに、
「楽しみ」と「熟達」というエッセンスを
どのように加えることができるか?
そんなこと、
時々考えるのはいかがでしょうか。
國枝 泰幸