マーフィーの法則をゴルフに活用する方法(1)
こんにちは、フルポテゴルフの國枝です。
今回はいつもとは毛色の違う話をしたいと思います。
普通のゴルフレッスンやゴルフ雑誌の内容とは
かなり毛色が違うので「正直ひく人」もいると思うですが、
・考え方の違いが結果を作る
・多数派が必ずしも正しいとは限らない
ということに理解のある
合理的、肯定的思考をお持ちの心優しい方へ向けて書いています。
また、國枝の実体験なので、最後までお付き合いください。
ところで、皆様は
【マーフィーの法則】というものをご存知でしょうか?
日本でもベストセラーになったことがあるので、
「タイトルだけは知っている」という方もいるでしょうし、
あれでしょ!
「トーストの片面にジャムを塗った時に、自分がそのトーストを落とすと
必ずジャムを塗った面が床につく」
「私が洗車すると、雨が降る」など、
という日常生活あるある集のことでしょ?
とその内容自体もご存知の方がいたら、
少しマニアックな記憶の持ち主かもしれません。
ユーモアあるある話をまとめたもの
だと思われがちなマーフィーの法則ですが、
マーフィーの法則とは平たくいうと
「強く願ったことは、それが叶う」というもののようです。
私が、最初にこの考えに出会ったのは、高校生の頃で、
「受験」「進路」「部活」なので使えるのではないか?
と検証していました。
(結果、直前の模試でE判定にも関わらず、奇跡を起こすと最後まで信じて勉強し、
数学の二次試験で、
200点満点中10点くらいだったのに合格。
大学2年時には成績順でしか入れない、希望だった心理学系のコースにも進める)
あと、言葉や文字にして宣言すると「叶う」というのも見たことがあったので、
よく日記をつけていました。
また、自己紹介の動画でも話しているように
ゴルフを全くやったことがなかったにも
関わらず、高校の卒業式の時にクラスメートの前で
大人になったら26歳までに「カウンセラー」と「プロゴルファーになる」と宣言して、
結果的に、
確かに26歳の年の時に日本プロゴルフ協会の実技ラウンド試験は合格し、
今は、メンタルコーチとしても活動しているので、
やっぱり
「思っていること」は実現すると、
思っているタイプではあると思います。
ただ、ここで問題なのが「思っている」だけでは叶わないというのも、
また事実だと思うのです。
地球というところは「行動したことが結果となって現れる場所」
だと思います。
⭐️思って、(行動して)実現する⭐️
多分、マーフィーの法則の存在を信じていない人や
途中で使いこなすことをやめてしまうのは、
本当の意味で
「強く思っていない」か
「間違った思いを実現していることに気がついていないのか」の二択です。
高校時代に心理学を学ぼうと思ったきっかけは、
「大学の心理学コースに入れば、マーフィーの法則とかを研究しているに違いない!」
という思い込みがあったからです。
実際、大学の心理学のゼミで「マーフィーの法則」
という単語が出てきたことは一度もなかったので、
少しがっかりしたことを覚えています(笑)
しかし、今でも印象に残っていることが一つあって、
それは当時の学部長(僕がいたのは教育学部で、心理統計学の専門家)が
大学の卒業式の日に
僕ら学生に向かって伝えた言葉です。
それは何かと言うと・・・
「いまだ心理学としては、全てが証明されていないけれども、
マーフィーの法則や
ウイリアム・ジェームズがかつて言ったように、
人はなぜか、「その人が思い描いたような人物になるようです」
私にとって、それはものすごく心に響いたメッセージでした。
(その後、私はゴルフ場の研修生になる)
Connecting the dots(点と点を線にする)
ちなみに、ウイリアム・ジェームズというのは,
アメリカの心理学者・哲学者で
色々な名言を残しています。
3つの文を引用したいと思います。
We don’t laugh because we’re happy – we’re happy because we laugh.
楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。
Believe that life is worth living, and your belief will help create the fact.
人生は生きる価値があると信じなさい。その信念が、その事実を生み出すことになる。
This life is worth living, we can say, since it is what we make it.
この人生は生きる価値があると言えるだろう。なぜなら、人生は自分で作るものであるからだ。
ここからは私の個人的な意見なのですが、
強く思うほどに、「どうすれば良いか」
本当にやるべきことが見えてくる気がします。
そして、本当にそれを望んでいれば、
人は内発的に(人に言われてではなく、自分自身で)
行動せざるを得なくなると思うのです。
だから
「強く願えば・・・(自然と行動するので)・・・結果としてそうなる」
というのが正しいと思います。
「願ったら、()叶う」の
()をどれだけ埋めるかが、人生の生きがいの一つであったり、
【人生意気に感ずる】ポイントではないでしょうか?
それとマーフィーの法則というのは実は面白くて、
「自分にとっての都合の良し悪しやポジティブ・ネガティブを区分しない」
という特徴があるような気がします。
つまり、うまくいくと基本的にいつも思っている人は、
実際にうまく言った時に、「ほら、やっぱり思った通りになった」
では、
うまくいかない時には、どう思うかというと・・・
「きっと他に方法があるに違いない」
「自分以外のできる人から方法を学ぼう」
鬼の試行錯誤→できるようになる、もしくは本当に求めていたものを見つける
→「やっぱりできるようになった」
だから、人生は思った通りなる。と考えている気がします。
逆に「いつもうまくいかないと考えている人」は、
「どうせ、うまくいかないだろう」→やってみてできなかった
ほら、やっぱりうまくいかなかった!となります。
これはどうでしょう。一見「失敗に思うかもしれません」が
本人としては「失敗する自分自身」の方に強いイメージや臨場感を持っているので
「失敗を具現化することに」成功しているのです。
私はこういう人たちのことを
「(望んだように失敗を証明することに躍起になるタイプ)」だと考えているので、
自分の人生でなるべく避けるようにしています。
(行動をしない批判家タイプ、できない理由を合理的に話すことに長けた人)
失敗を実際に起こすことが「成功」とは変な日本語ですが、
これが、
「自分にとっての都合の良し悪しやポジティブ・ネガティブを区分しない」という
言葉の意味です。
この法則のことをわかっている人
(知識ではなく、体感がある人)にとっては、
今回の私の話は、
すごく当たり前の話だと思うのですが、
実はここでゴルフの話に戻したいと思います。
実はゴルフには「信念(ビリーフ)」というものが常に働いています。
ご存知ですか?
一つの動画を例にお見せします。
約1分の動画なので、ここまでのブログの内容を踏まえて、
私の説明を聞いてください。
⭐️一番手前のタイヤ(距離は20ヤード)を狙っています。
↓↓
アプローチでトップすると「必ずオーバーする」というのも、
一つの信念です。
その人の中にある失敗のイメージが強く現れたものです。
実は私はアプローチを打つ時に「わざとトップさせることがあるのです」
なぜなら、私の信念の中には、
「アプローチはトップしてもグリーンをオーバーしない打ち方がある」
というものが存在しているからです。
実はそれが身体の動かし方やフェースのコントロールにも影響を与え、
(あるいはスイング全体にも影響を与えるので、結果的にフォームが適切になる)
ボールをコントロールしやすくなります。
【一つやってみると良い課題を出します】
・ステップ1
「私のこれまでのアプローチの悪い体験は全て過去のことであり、私はこれからアプローチが得意になる」
と宣言する。または紙に書く。
・ステップ2
「私の信念は、トップボールを打つと必ず、グリーンをオーバーしていた。
それは力が入るからでも、手首を過度に使ってしまうからでもなく。またリズムが速くなるからオーバーするのではない。
私がトップしてグリーンをオーバーする様子を鮮明にありありと感情を伴って思い出すことにより、
【トップしてグリーンオーバーする動き】をしろという指令が脳からでて、それが神経を通って、筋肉を動かしているに過ぎない」
ゆえに私は新しいプログラムを頭の中にインストールする。
それは「アプローチをバウンスを使わずに打たずに、トップで寄せたとしてもそれは結果オーライではなく、
卓越した技である。今日から私はアプローチ名人になることをここに宣言する!」
と
練習場の端っこで、ノートに書いたり、心の中で宣言してからボール打ってみてください。
(声に出す方が本当はいいのですが、ヤバイ人だと思われると思うので・・・)
ポイントは、恥ずかしがらず、本気で思うことだと思っています。
思い続けることだと思います。
例えば、
本当に歌手を目指す人は、路上でライブをします。
一般の人の「恥ずかしい」という感覚よりも
「本当にそうなりたい」(※最初にマーフィーの法則で話した通りです)
という気持ちが勝った時に起きる、人間の行動の一つではないでしょうか?
他の人が奇跡だと思っていること、無理だと思っていることを
超えていけるだけの力が、
「本当は誰の中にも備わっている」と私は思っているタイプです。
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