【パターで悩む人へ】3パットを撲滅するスパットを活用する2つの方法
【今回の記事を読むと良い人】
・フルポテゴルフのゴルフラウンドシリーズをご覧いたただいたことがある方
(お陰様でシリーズ通算100万回再生超えて、現在も上昇中です)
・ロングパットが下手だと思う、もしくは他人からよく指摘される方
・カップの下側にいつも外す傾向が多い方
・パターのイメージの作り方が曖昧な方
・3mくらいのパットを決める、または安全にパーをとる確率を
向上させるための狙い方を知りたい方
まずは、こちらの動画をご覧ください。
すでにYouTubeにて、上記の動画をご覧いただいた方は、
以下、ブログでも解説していきます。
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こんにちは、フルポテゴルフの國枝です。
(ゴルフのオンライン講座を開講していて、
多くの方にご覧いただいています。)
今回は、パターの話です。
(パターゴルフであっても、真剣に楽しんでます!)
パターの打ち方や持ち方は、本当にプロでも
千差万別です。
(PGAの教科書にもそう書いてある・・・)
私自身も
ここ最近も色々な持ち方を試したりしています。
(2020年3月時点では、順手で持ち、左手はよくある形で、
右手はチョキの形で、人差し指と中指の間でパターを挟む)
グリップを時々変えるのは、私の場合は
「同じ持ち方に途中で飽きる(笑)」のと、
「脳に新しい刺激を入れる」ためです。
不真面目なのか、真面目なのか
わからない意見ですみません。
一般的な日本のゴルフ場の形状で多い
受けグリーン(グリーンの手前が低く、奥に行くほどに傾斜が上りになる)
をイメージしてみてください。
例えば、ピン位置がグリーンセンターの場合、
ショットしたボールがピンの右側3mに乗ったとします。
ナイスオン、バーディーチャンス!
あなたはパターをキャディさんからもらって
意気揚々と歩くかもしれませんし、
カートに乗って、淡々とプレーしているかもしれません。
問題は、グリーン上です。
おそらく、セカンドショットがピンそば3mについた時点で、
経験の多い方や勘の良いなら「フックライン(右から左にボールが曲がる)
なのは間違い無いので、あとは、距離感だな」と思うことでしょう。
ボールをマークして、ラインを見ると、
ボールのある場所も、自分のスタンスを置く場所も両方ともに
フックライン(つまり、つま先側がかかと側に比べると高い)ので、
立つ場所によって、曲がり幅を薄く読んでしまうミスもでなそうだな・・・
と「ほぼフックラインに間違いない」と
予測すると思います。
(注意:そんな予測全くしないよという方は気にしないで、このまま読み進めてください)
ここからは私の場合(超主観的なことなので、
参考にしなくてOK!)なのですが、
フックラインの際に2つ転がし方のイメージがあって、
A:フックラインの場合なので、
パターヘッドの「トウ側を傾斜に沿って数ミリ」あげて、
(→地面とパターのソール部分を平行にするイメージ)
プッシュアウトを打つように「目標スパットの少し右に通すように」
(スパットをギリギリかわすイメージ)
パットするときと
B:スタンスとボールの位置による傾斜の要素を無視して、
パターは地球に対して水平になるようにセットして、
(→水平な室内でのパター練習のように特に気にせず)
目標スパット自体を「Aのケースよりも少し想定を右」に移して、
「その目標スパット上を通す」ようにパットする
(Aとは異なり、スパットが事実上の最初のターゲット)
2つのケースを使い分けているような気がします。
ブログで文字にして伝わるかは微妙ですが・・・
使い分ける理由は、傾斜の斜度が大きい、またはグリーンが速いと感じてしまうとき
(つまり、左によく曲がりそうだと判断した時)時はAパターンで2パット狙い
(膨らみを多く読むので、カップの下側に外しにくくなる気がする)
傾斜の斜度がほぼストレートに近いフックラインやグリーンが重めは
(曲がるとしてもボール一個ないくらいのラインだと思った時)
Bパターンで打つケースが多いと思います。
そうなると何が起こるかというと、
【カップインしない時のボールの挙動を見て、自分のパットの状態がわかるようになります】
それと、
【これはラウンド後の練習で立て直さないといけないと思う】
2つのケースがあります。
それぞれ、順番にお話しします。
【カップインしない時のボールの挙動を見て、自分のパットの状態がわかるようになります】
Aパターンの「スパットの右を通す、プッシュアウト打法」の場合、
大抵の場合、距離感自体は合うので、入らなくてもOKです。
いわゆる「プロライン側」からボールが抜けても全く気にしません。
Bパターンの場合、狙いがAパターンよりも薄くなるので、
「強めにヒットしがちです」
なので、外れるミスとしては、
「カップに蹴られること」と
「カップ側で、左にやはり切れてしまう(読みが浅い)」ことです。
それぞれでの、ケースで「外れ方」が異なるのですが、
この状況の時は、ミスの原因が
「ほとんど、ラインの読みミス」に帰結するので、
入らなくても全く悩みません。
(そして、ラインを100%読み切ることは、自分側の要素では無いので、
コントロールできないので前向きに諦める、割り切る)
【これはラウンド後の練習で立て直さないといけないと思う】ケース
これは、すごくわかりやすくて、
問題が自分にあることがわかる場合です。
(グリーンではなく、自分に問題がある)
Aパターンの
「トゥ浮かせ(グリーンにぴったり張り付かせる)、プッシュアウト打法でのフックライン」の場合、
スパットの左を通ったら、
おそらく絶望的な感覚になります。
なぜなら、「スパットを想定して、「そこに通す」よりも簡単な
「右側を通す」ことの反対である、
「左側に通ってしまう」のは、自分の中ではありえないからです。
急速なフェースターン(閉じインパクト)または、アウトサイドイン軌道がきつく
微量のフェースターン(閉じインパクト)に気がついていない状況です。
【注意】私の考え方はボールを転がしまくって結論を導き出した、
「パッティングの科学」(デイブ・ペルツ=2ボールパターの原案作成者)の
パッティングの出球の理由の9割は「パット軌道」ではなく、
ひらたくいうと、「パターフェース管理が9割」理論を
採用しています。
Bパターンの「微量の傾斜は無視して、室内パターマットのごとく、フェース面がっちりキープで
スパットの真上通す」と決めているときに、
フニャッとなでるような、スパットの右へ打ち出すようなパットまたは
インパクト後のヘッドがしっかり出ずに「フォローするがボケる」ような
パットをする(そうすると私の場合は、必ずボールが左に曲がる回転が増えてしまう)
と
インパクトした瞬間に「外れた!」ことがわかってしまいます。
トーナメント中継を見ていて、たまに感じることがあると思うのですが、
プロの場合、ショートパットを打った瞬間に歩き出す時がありますよね?
ゴルフに詳しくない人なら、
「まだボールが転がっている途中で、入るかもしれないのに諦めるのが早くない???」
と思うかもしれません。
パター練習の閾値(練習量のある境目が人によってどこかのタイミングである)
インパクトの瞬間で「入ったか入らないか」は
ほぼ正確にわかるのです。
最後に変な話をしますが、
多分、パターのラインはそんなに真剣に読むことになる必要がないと思います。
なぜなら、
今回の話はAの打ち方が良い、とかBの打ち方が良いとかではなくて、
(1)ボールが転がる様子を鮮明にイメージする
(2)ボールが転がるスピードをパターで表現する
この2つができると「ボールが転がる様子を見なくても
(つまりいわゆるルックアップ、ヘッドアップしなくなる)」
ボールとパターが触れた瞬間に「入った」と確信が持てるようになります。
だから、ジャック・ニクラウスがよくやるように、
左手だけでパターを持って、
入る瞬間にクラブを突き上げるようなポーズができるのです。
(入るか、入らないかを気にしているうちは、手がガチガチで右手を離すことができない)
もちろん、上記のような決めポーズを取ることを目的に練習する必要はないですが、
(フルポテゴルフのショートゲームレッスンだと、
たまにですが、決めポーズの練習を
「パットが入る前にできるようになる」レッスンもします)
よく外す人は「打ち方」も「狙い」も優柔不断ではないか?
それと、私の場合は、球がよれるのは(狙ったところからかなり外れて打ち出す時は)
スパットの選定に「自信を持っていない時です」
だから、入るか、入らないかよりも
「本当に決断したか?曖昧だったか?」をラウンド後に振り返るようにしています。
今日の記事はここまでです。
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目標レベル別に重視するポイントが変わりますので、
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